サラリーマンも良いもんです。会社員を見下すブロガーやアフィリエイターは「不安症」だ

サラリーマンも良いもんです。会社員を見下すブロガーやアフィリエイターは「不安症」だ

今の会社で4社目のサラリーマン みかん(@tangerine_buddy)です。今日は仕事がお休みなのでダラダラ起きて朝ごはん食べて、いま、ブログ書いてます。天気よいなー。夕方の保育園お迎えとムスメを耳鼻科に連れていくくらいで、今日は何もしない予定です。ま、たまにはそんな休日もよし。で、ふと、休職期間を思い出して、サラリーマンとして働くのも悪くないなとしんみり思ってます。

休職期間って何をしていたっけ?!

わたしは恥ずかしながら数回休職を経験しています。前社と今の会社で。近くの町工場の機械が動く音や静かな平日の家は、否応なく休職期間の辛い記憶が蘇ってきます。ずーんと頭が鉛みたいな、あの感覚が思い出されちゃうんですよね。

休職期間中は、はじめのころは、それこそ横になっているだけで精一杯で、なんとか精神科に通院だけはしていました。ずーっと布団の中で、スマホでうつ病の情報を見ている毎日。

少し回復したら1日1家事。1日1タスクをこなすのがやっと。今日はお皿洗い、今日は洗濯、みたいに。お昼は節約のために袋麺(インスタントラーメン)5小袋で200円くらいのものを作って辛うじて食べていたなぁ。キャベツをざく切りにしてぶっこんで。

社会生活に戻れるのか、妻やムスメに何ができるのか、常に心配と不安、自責、恐怖との戦いでした。

サラリーマンも悪くないよって言いたい

健康保険組合や社会保障の制度はかつての記事を参考して頂くことにして、(こちらこちらの記事を)サラリーマンも悪くないもんだなとしみじみ思います。ところが、最近は「個人の時代」「個人で楽しく稼ぐ時代」なんていう言説がSNS上を飛び交ってます。

「大企業はオワコン」
「個人で情報発信して稼ぐ時代」
「好きなことで生きていこう」

ほんとにそうでしょうか?!一理ありますが、あくまで一理に過ぎないと思います。

人間は社会生活する生き物なので、会社組織に属して役割を果たして対価をいただく。そして、税金を納め、社会保障負担も収める。対価で得たお金でお買い物ができる。素敵じゃないですか。組織に属している安心感もありますし、正社員は簡単に解雇されないし、安定して対価をもらう経済的な安心感は何事にも代えがたいものがあると思います。衣食住が足りて、はじめて文化的な生活が送れるものだと思います。

サラリーマンは苦役や我慢の対価がお給料なのか

中年より上の世代は苦役を我慢していればお給料が右肩上がりだったので衣食住が足りて消費活動も活発でした。残念ながら、現在はそんな状況ではありません。苦役と我慢の果てにわたしはうつ病になってしまったので。

そもそもお給料は会社にもらうのではなくてお客様に頂くものなので、短絡的なサラリーマンバッシングは、そこを吐き違っているのではと感じます。君たちが安易に叩いているサラリーマンの先はお客様がいて、そのお客様も叩いているようなものです。

わたしはシステム運用畑がメインで、それに加えてシステム開発、人事総務の経験があります。サラリーマンは良くも悪くも異動があるのでメインのキャリア以外のスキルを学ぶことができる機会があるんですよ。わたしは、人事総務の経験で労基法、社会保障、法務、法制度、取締役会、株主総会などの知識を得ることができました。あと派閥闘争や権力闘争なども(笑)考えようによってはお金を頂いて勉強できたようなものです。スペシャリストとして一つのスキルしかないと、それこそRPAやAIに代替されたら時すでに遅しでつぶしがきかないでしょう。

人に頼られるのはやっぱりうれしいものです!

システム運用の根幹は標準化(サルでも遂行できる業務フローと手順書整備)と平準化(繁忙時期をなるべく作らずにフラットにする)が肝で属人的な仕事はNG中のNGなのですが、やっぱりバイネームで人に頼られるのは嬉しいものです。自己効力感と自己満足感が満たされますよね。

「おまえ、月曜休むの?じゃぁ会議ずらすか」
「きみなら理解できているね、よろしく」
「頼むよ、今年度の新しい施策」
「ちょっと教えてくださいー」
「すんません、個人的に質問が」
「ありがとうございます!」

など言われると、あーあ、また便利屋として利用されてるわ…って思う反面、少しうれしいものです。人間ですから。何よりも帰属している組織があることは安心にも繋がります。会社組織と家庭に居場所がある。なんて幸せなんでしょう。

自分の人生は自分でコントロールすること

ただ、サラリーマンと言えど盲目的に会社の方針や上司の指示に服従するのは危険です。背景と経緯を把握して、目の前の仕事の意味と目的を理解して取り掛かるのが大切です。

あとは自分を守ることを忘れないこと。具体的には、自らハードルを上げない、割り切る、キャパオーバーになる前に他者に仕事を振る、アサーティブに「できません」と伝える、などなど。

仕事は無限に降ってきますし、無限に発掘することが出来てしまうので、キャパオーバーにならないように自分で自分を守ることが大切です。歩合制でない一般的な給与制度だと、どのみち大きな成果を出しても月給なんてたいして上がりませんし、ボーナスだって少し多めにくれるだけなので、野心や上昇志向が強くない人は自分の守り方も重要です。ブラック環境なら見切りをつけて転職するのもありです。

精神分析学者は「自由からの逃走」と書き残しています

1941年刊にドイツのフロイトという精神分析学者が「自由からの逃走」という著書をだしていますが、人間って半世紀以上前の状況から未だに大きな進化はしていないと感じます。あまりにも自由だと不安になっちゃうんですよ。

昨今のプロブロガーやアフィリエイターなど個人で稼ぐ人たちが執拗にサラリーマンをバッシングする根底には、やっぱり「不安」があるんじゃいかと思います。一般的な人々をカテゴライズして叩いて不安を解消しているのかと。また、同様な人間たちで群れてオンラインサロンとかnoteとかで共有する。

かわいそうじゃありませんか。自分の人生が満ち足りていたら、他者を救うことはしても叩きのめすことはしませんよ。弱い犬ほどよく吠えるって言いますし。

とのことで、若い皆さまは存分に力を発揮してもらって一緒に山積する社会的な課題を解消していきましょう!一人で小銭稼いでも面白くないよー。変化には数的有利が必要ですから。