朝まで生テレビで有名なジャーナリスト「田原総一郎氏」の公演を聞いてきたのでまとめるよ!オフレコ放言

朝まで生テレビで有名なジャーナリスト「田原総一郎氏」の公演を聞いてきたのでまとめるよ!オフレコ放言

東京下町でも場末感満載な街に住んでいる みかん(@GuyTangerine)です。こんな我が街に朝まで生トークで有名な「田原総一郎氏」が講演にやってきました。地元の選挙区の衆議院議員のフォーラムの客寄せパンダ的な感じで45分間お話をされてました。講演後はテレビの収録で退席して、後半は衆議院議員のパート。お話するなら聴いてもいいかなーって思ってましたが、国会での質問の動画上映が始まったのでわたしも退席。Web上で観ることができる動画なんぞ興味ないわい。※主催者の衆議院議員ご本人とコミュケート出来たので、文末に追補致しました(2019年3月12日)

田原総一郎氏の原体験「情報は信じない」

徒歩ですぐの区民ホールがそこそこ満席で、でも、ほとんどが熟年層の男性。なんか、すっごい違和感があったけど、これが日本の有権者のリアルなのでしょう。男性熟年者が投票者の多くを占めるのが実態なのでしょう。あー、なんか、どんよりー。

田原総一郎氏、早速まくし立ててきます(笑)

「わたしは戦中世代。戦争を知っている。その世代が生きているうちには戦争は起きない!」

それはすごい分かる。わたしはムスメたちに、どのように戦争の無意味さや凄惨さを伝える術を知らない。戦争を経験した祖父母あたりの世代は、本当に本当に辛い体験だったようで、孫のわたしにはまったく話しませんでしたから。人は本当に辛い体験をすると、それを内に閉じ込めてしますのでしょう。

「わたしは軍国少年だったし、立派な軍人になって特攻して散ろうと本当に思ってた。みんなそう思ってた」

「戦争はアジア解放の戦争だ!英米欄の悪行の限りを日本が止めるのだ。本当にそうしんじていたし、学校の先生もそのように言っていた」

「玉音放送は今でもしっかり覚えてる。『特殊爆弾(原爆)』の凄惨さ、『堪え難きを耐え、忍び難しを忍び』とあったから戦争は続くと思ったが、やっぱり敗戦だった」

「そうしたら、学校の先生も新聞もラジオも、みんな米英は正しい!日本は悪の侵略戦争をした!と言うのだ。今までアジア解放の戦いだって言っていたのに、東条英機なんて数か月前は英雄だったのに、玉音放送の後は死刑だ!大悪人だ!の連呼だった」

「偉い人やマスコミの情報は信じなくなった」

と、述べてました。ちなみに田原総一郎氏はマスコミであるテレビ東京に長く在籍してドキュメンタリーなどを手掛けてましたが…。わたしも基本的にはマスコミの二次情報はあんまり信じてなくて。なるべく一次情報を確認するようにしてます。左側の大学の社学でしたしね。ムスメたちにもテレビのクイズ番組や雑学番組、雑誌などの情報は「あくまで諸説ある中の一つ」、「将来、新しいことが判明することも多い」と言い聞かせてます。

憧れの共産主義「ソ連」の現実

田原総一郎氏はテレビ東京でジャーナリスト的な番組を手掛けていたので、当時、冷戦真っただ中の鉄のカーテンの向こう側、ソ連はモスクワにジャーナリストのフォーラムに呼ばれた時の話をまくし立ててきました(笑)フルシチョフ書記長が失脚したくらいの時期にソ連のモスクワに行ったとのことなので1960年代中盤でしょう。まさかソ連の話を聞けるとは思わなかったので、これはお得だ。

「あの頃は、朝日や毎日はもちろん、読売や産経までも『共産主義のソ連は素晴らしい』って言っていたんだよ。あの読売も産経もだ!」

「で、行ってみた。モスクワに。そしてコーディネータのソ連の人に『モスクワ大学の学生と討論はどうだ?』って提案したら快諾してくれた」

「学生が15人くらい来てくれた。聞いたんだよ『なぜ、フルシチョフは失脚したのか?どう思う?』って」

「そしたら学生は顔がこわばり、唇は青くなり震えていた。明らかな言論統制や表現の統制と分かった」

「言論と表現の自由も無い体制や国家はすぐに潰れると思った!あの読売や産経もが賛美していたが大嘘だった」

※読売と産経を名指しするのはこの二つの新聞が現在「保守派・タカ派・右派」のため

「さすがにわたしもテレ東をクビになるし干されるので、それは言えなかった」

おい!田原総一郎氏にも言えないことがあったんだ(笑)まぁ、当時は家庭も生活もある責任ある年齢ですし、そりゃ今のようにやりたい放題できなかったわけですね。わたしの感覚では、今の中国共産党よりも厳しい統制だったような気がします。中国は一般的な日本人が思うより解放されてるんですよね。

きました!「日本国憲法」と「自衛隊」トーク

さてさて、待ってました!日本国憲法と自衛隊。歴代首相とのトークの内容に移ってきました。盛り上がってきましたねー。いいですねー。こーゆー大局的な話題は、通常生活では聞けませんですからね。

「自衛隊と憲法なんて誰が見て嘘っぱちだ!」

「9条2項で戦力と交戦権を持たないって明言してるのに自衛隊は世界第7位だ!」

「あの鳩谷由紀夫のお祖父さんの鳩山一郎、あと、岸、あいつらは『憲法改正』を訴えていた!」(二人とも首相)

「その次からはまったく言わなくなった。池田、佐藤、田中、みんな言わない。どうしてだ?!」

「角栄に聞いた『なぜだ?』と。そしたら『いやね、我々は同盟国アメリカと一緒に戦いたい、戦場で戦いたい。でもね、憲法があるから行けないんだよ。そうやって憲法を逆手に使っているんだよ』と言っていたんだよ」

「日本の平和は歴代内閣が憲法を逆手にとって、ベトナムにも中東にも行かずにすんだんだ」

やっぱり誰がどう見ても日本国憲法と自衛隊は相いれない矛盾なようですね…。歴代首相はそれを逆手にとって戦争に巻き込まれるのを回避してきたわけです。小泉首相時代まで。

「小泉もだ、イラクには行く!でも戦えない、憲法があるから。それで水くみに行った」

それでも冷戦が崩壊し、アメリカ国内で日本を守る義務があるのか?日本が攻められたら、なぜ日本を守るんだ?っていう至極まっとうな論調が大きくなっていったようです。アメリカの軍事力で抑止されていた日本の守りが崩れてきたようです。小泉政権の後あたりからでしょう。人種も思想、文化も違いますし、わたしがアメリカ人なら、同じくそう思うでしょうね。島国のアジア人を守る必要なくね?!って。

「安倍首相に聞いたんだ。衆参のねじれが解消してようやく憲法改正だ!やるんだろ?って」

「そしたら安倍首相が言ったんだ!」

「アメリカからいろいろ言われた。ブーブー文句ばかり。だから集団的自衛権を認めたんだ。そしたらもうアメリカはスタンディングオベーションで大満足してくれた。だからもう憲法を改正する意義がないんだよ」

「安部首相はもう集団的自衛権を拡大した時点で、もう戦略は無いんだよ。空母だ、ステルス機だって言ってるが、もう戦略はない。とりあえずアメリカの喜ぶことをしているんだ。これからどうするかは考えなきゃならん」

マジかー。じゃぁ、もう、憲法はいいから、はやく経済立て直しと子育てや福祉の充実を図ってくれー。貧困化を止めてくれー。成熟した国家にしてくれー。サラリーマンの負荷を減らしてくれー。子ども3人目を産める経済的環境、労働環境を改善してくれー。まだギリギリ3人目挑戦できるからさー。

いきなり方向転換で熟年世代の話題へ

おー、田原総一郎氏がお得意の分野で盛り上がってきたと思ったら、いきなりの話題展開。それも結構地味な。

「もう一つの大問題、熟年問題。人生100歳時代の熟年の過ごし方」

おぉ、田原総一郎氏は86歳だったと思ったので、同世代の熟年世代の課題ですね。さすがに寄る年波には勝てない模様。人生100年時代に浮遊する熟年層の生き方を危惧しているようです。ノベール賞受賞の教授(iPS細胞で超有名)との対談で「あと10年もすればだいたいの病気は治る。平均寿命は100歳だ」という話を聞いたようです。これはわれわれ中堅世代にも大問題で、定年退職で会社から放り出された熟年層がダラダラと社会福祉と年金を貪るだけで100歳とか生きられても困るんですよね…。

たしかに、大きな問題だと思います。会社や地域などと熟年層本人たちが双方柔軟になって、少しは生産性ある社会参加を続けて欲しいものです。

やっぱりアクティブな有権者は年配オジサンばかり…

45分で会費1,000円。ペイできたかな。本来はもう1時間、議員とトークがあったのですが、大して面白くないので退席。田原総一郎氏からは、もうちょっとアジア、特に中韓の話を聞きたかった。遠くの同盟国アメリカより、今はお隣の中韓とのほうが密接ですし。東南アジアもしかり。これからの世代は、そのような指向性になると思うし。わたしも視野の中心はアジア圏です。赴任や移住もあり。(ヨメさんは猛反対するでしょうが)

で、選挙行くときも熟年世代ばかりで暗澹たる気持ちになるのですが、このようなフォーラムに来る人も「冴えない熟年オジサン」ばかりです。パッと見。つまり率先して投票したり意見するアクティブな有権者は「冴えない熟年オジサン」なんですよ。それも保守な自民党議員のフォーラムや共産党のフォーラムなら仕方ないけど、一応、リベラルな政党に属している議員のフォーラムなのに。やっぱ暗澹たる気持ちになりますわな…

こんな感じで、久しぶりにテキストや動画などでなく、リアル会場で情報をインプットしてきました。うちの選挙区は、暴言+旧態依然じいさんや今回のパッとしない中堅議員、あとは安定(← 皮肉ね)の共産党と公明党なので、面白みがないのですよね。また近場でこのようなフォーラムあるなら行こうかな。議員さんはもっと頭使ってアピールしたほうが良いと思うな。進行もグダグダだったし。サラリーマンのプレゼン進行のほうがよっぽど上手ですよ。

では。とりあえずの速報でしたー。

※追補(2019年3月12日)

「進行もグダグダ」との感想に、衆議院議員ご本人からfacebookに「どのあたりですか?参考にします」との問いがありまして、タイムラインとメッセンジャーで少し会話をさせて頂きました。そして、おこがましくもわたしの感想を述べて、また、開催側の事情などを教えて頂きました。衆議院議員ご本人と支援者および関係者の名誉のため追補します。今回、フォーラムのタイムスケジュールと内容が急遽大幅に変更になってしまい、バタバタと対応しきれないところがあったようです。その急な大幅変更はご本人や支援者や関係者要因ではないので、苦渋の進行だったようです。一介の飛沫有権者の感想に直接コンタクト取る衆議院議員、素晴らしいじゃないか!

 

生活雑観カテゴリの最新記事