書評【脳には妙なクセがある 池谷裕二著】心は脳にあるの?それとも身体にあるの?脳科学者が単純明快に教えてくれます!

脳科学実験のデータを分かりやすく説明して、様々な脳の部位のプロセスを教えてくれる脳科学者(実は本職は薬学らしい)池谷裕二氏の最近の著書です。著書が大好きで、何冊も読んでますし講演会も行ったほどなんですよね、ボク。


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根拠実験データと1章1内容でを分かりやすい!

25章くらいの章立てになっていて、1話完結の構成なのでスキマ時間に読むのにピッタリ!それぞれの章にちゃんとした根拠となる実験データも挙げてくれているのでとっても分かりやすくて腑に落ちるんです。無意識というか無自覚である脳の動きにスポットをあててます。

脳には各部位があって、様々な感情に対応して動く部位があるようです。たとえば、嫌悪には○○部が活動する、快楽には△△部が活動する、のように。この各部位の活動を観察することにより、無意識=無自覚な人の行動プロセスが分かってくるのです。

心はどこにあるのか?脳なのか?

池谷氏は、心は脳にあるとは言いません。身体と環境にあると言ってます。笑顔の顔の形と悲しい顔の形を意図的に作り出します。(割箸のくわえ方で二つの表情を作る)
同じ絵や漫画を見せて、脳の「楽しい」ときに活動する部位と、脳の「つまらない」ときに活動する部位のどちらが活動するでしょうか。本人は、箸のくわえ方が違うだけで、同じ内容・同じ感想ですよね。でも、脳は、笑顔の形では「楽しい」部位が、つまらない形では「つまらない」部位が活動するのです。

これは一例ですが、このような実験結果がたくさんあるのです。

健全なる精神は健全なる肉体に宿る(ユウェナリス)
笑う門には福きたる(日本の故事)

あながち間違ってないのですね。ボクも、ちょっとシンドイ状況だけど、意識して笑って、意識して階段を使おう。笑って、身体を少しでも動かして。

意外と俗っぽい内容もサラッと説明

脳に良い栄養素、睡眠の重要性、学習効果の出る勉強法などなど、結構、俗っぽい内容にもアプローチしてくれてます。サラリと根拠実験データを示しつつ、自分の気持ちを述べつつアウトプットするスタイルがとっても大好きです。ワインとビールが好きで、チビチビやりながら論文を書くという俗っぽさも好き。金持ち(天才も)ケンカせずの雰囲気ですね。

脳に興味がある人は、私は断然「池谷裕二(@yuji_ikegaya)」氏をおススメします。ちゃんと論文もしっかり書いている研究者ですしね。

ちなみに、以前、講演会にいったときのレポート記事がこちらです。

「ブログは脳にいい!」から「心はどこに存在するのか?」まで広く学んだ!~池谷氏「脳を知って、脳を活かす」講演~ | フォト*さいころ
池谷氏の講演会を聴いたときの記事です!

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