[書評]分かりやすい!【橋爪大三郎と一緒に考える宗教の本】で、キリスト教における資本主義の解釈を学ぶ。

男も三十路半ばになれば、信仰心や宗教の話もできないとね。 @tangerineです。

先日、祖母ちゃんを亡くして、菩提寺である浄土宗のお寺で葬儀をしました。
念仏やお焼香の回数、戒名などなど、全ては宗派によって異なります。

母方の親戚は神道なので、仏教のそれとは、まったく違います。
宗教宗派の基本的な教養を得るにもってこいな本をご紹介。



宗教や信仰心は人類の基本である

結婚式やお葬式から、国家間の戦争まで、宗教の影響はとても大きいです。
日本に産まれて暮らしていると意識することはありませんが、
人生の節目節目や、グローバリズムにおける国家の動きや、宗教って根深いです。

人間が、悩み、考え、生み出してきた宗教を知ることは、
人間を知ることでもあります。人間を知ることは、全てに通じます。

やばい!知らなきゃ!
ってことで、本屋や図書館を巡りました。

結婚して子どももいて、社会生活を営んでいる三十路半ばの男として、
宗教や信仰心について無知なのは恥ずかしいなぁってのが根本。

イスラム教とキリスト教の祖先はユダヤ教

キリスト教とイスラム教は、同じユダヤ教を祖先にもっているので理解しやすいです。
簡単に言ってのけてるのがとても恐縮なのですが、
世界史や日々のニュースで触れる機会が多いからだと思います。

一神教という形態も理解しやすいのかも。

ヒンズー教は結構難解。神々が複雑。

仏教は、奥が深い。
実は実生活に馴染みがあるので、奥深さに気づけるのかもしれません。

仏教と神道(土着の信仰の含む)のミックスが現在日本人生活なのでしょう。
それに儒教も混じっているというミックスっぷり。

キリスト教における資本主義の解釈は?

資本主義はキリスト教の西欧諸国で生まれた考え方です。
そのおかげで経済が発展して、現在の姿になっています。

これは科学技術の発展ということではなく、
あくまで、宗教上の考え方に基づいた発展ということを知りました。

勤勉に働くことは、神に認められることだ。(自堕落な生活はNG)
その結果、利益をあげることも神に認められるのだ。
その利益を自堕落のために使うのではなく、引き続き勤勉に働くため、
設備投資などをして勤勉に働くことを推進するのだ。

という考え方が根本にあるようです。
神に認められた利益を使って、更なる勤労に使う。
これの繰り返しが設備投資や事業拡大につながったと。

この歳になって初めて目から鱗な知見でした。

ブラック企業とは宗教心や信仰心の欠落

日本でブラック企業やブラック顧客が多いのは、
このような宗教心や信仰心に基づいた勤労=ビジネスではなく、
単純に金勘定のビジネスだからかと気づきました。
利益だけ目的になれば、そりゃ、犠牲は黙殺します。
そこには神はいませんからね。

キリスト教の西欧圏がかつて植民地でひどい搾取したぞ?ってことも、
侵略や搾取された現地人は蛮教を信ずる土民たちということで、
宗教上も合理的に許された行為なのでしょう。
布教をともない救済するという大義名分もありますしね。

なにかと宗教心や信仰心が希薄な戦後日本。
それは、古来からの多神教・八百万の神々の影響や、
現人神として天皇を崇めた富国強兵と戦争の影響などありそうです。

一歩、この島を出れば「無宗教」という意味合いは、
信念やよりどころの無い根無し草のような信頼できない人物という意味。

制度や仕組みなど、いろいろ考えることが多い社会ですが、
宗教心や信仰心に真摯に向き合うと解決することも多そうです。

そんなカリカリ、セコセコして得なのかね~。
それで得た利益って何なんだね~。
死んだら、なーんも無意味。おいら神様、認めないもんね。
なら、もっと生きているうちのやることって違うんじゃない?!

って、ね。

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